

「赤坂プラスタ」スタジオを発信の拠点としてセミナー配信中!
「赤坂プラスタ」は行政や学術界などの専門家、マンション管理組合を支援するNPO、また問題意識の高い個人やメディアなど、様々なステークホルダーによる交流・対話を積極的に行い、得られる多彩な知見を世に発信する拠点となることを目指します。
マンションが抱える課題や法改正の解説など、未来のマンション管理に役立つセミナーをメルマガ会員限定で開催しています。
2025/10/28
第34回 マンションみらい価値研究所セミナー「今知っておくべき!マンション管理適正化法改正の具体的ポイント」
10月23日(木)、第34回となるオンラインセミナーを開催。今回はゲストに横浜マリン法律事務所 代表弁護士 佐藤 元 先生を迎え、 「今知っておくべき!マンション管理適正化法改正の具体的ポイント」と題しお届けした。司会とナビゲートはマンションみらい価値研究所・所長の久保依子。築40年を超えるマンションが増加する中、マンション管理の重要性が再認識されている。マンションの管理の適正化の推進に関する法律施行規則等の省令が、令和7年10月1日に公布された。なお、令和7年11月28日に施行されるものと、令和8年4月1日に施行されるものがあり、注意が必要だ。特に、管理業者管理者に対する新たな法規制(重要事項説明、契約書交付、利益相反取引規制)は、世の中の注目度も高い。他にも、・修繕勧告・財産管理人選任の申立て・マンション管理適正化支援法人など、具体的なポイントについて解説いただいた。<ゲストPROFILE>佐藤 元 先生 横浜マリン法律事務所 代表弁護士弁護士、マンション管理士。横浜市立大学大学院 都市社会文化研究科客員 准教授 非常勤裁判官(民事調停官)、マンション管理士試験委員、国土交通省「標準管理規約の見直し及び管理計画認定制度のあり方に関するワーキンググループ」委員、仙台市マンション管理適正化推進施策検討委員会委員、国土交通大学校・空き家推進対策研修講師、茅ヶ崎市建築審査会委員、神奈川県建設工事紛争審査会委員等
2025/10/07
第33回 マンションみらい価値研究所セミナー「人口減少で街と住宅はどうなる? ~持続可能な都市と住宅の未来~」
9月25日(木)、第33回となるオンラインセミナーを開催。今回はゲストに神戸大学 法学研究科 教授 砂原 庸介 先生を迎え、 「人口減少で街と住宅はどうなる? ~持続可能な都市と住宅の未来~」と題しお届けした。司会とナビゲートはマンションみらい価値研究所・所長の久保依子。2020年での日本の総人口は12,615万人(うち日本人は12,340万人)だったが、2050年には10,469万人(うち日本人は9,740万人)になると推計されている。人口減少が続く中で、「地方から都市への人口の流れ」も大きな課題となっており、その実態や地方で顕在化する問題などをグラフ等を用いて解説いただいた。「1kmメッシュで見た大阪府下の人口変化」から見えてくるのはどういった問題なのかアメリカでは住宅資産額が投資額を上回るが、なぜ日本では下回るのかなどから、持続可能な都市と住宅を目指していく方法のアイデアまで提言いただいた。<ゲストPROFILE>砂原 庸介 先生 神戸大学 法学研究科 教授東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程修了後、同専攻博士後期課程単位取得退学。2009年同大学院より博士(学術)。大阪市立大学大学院、大阪大学大学院、神戸大学大学院で准教授を歴任し、2017年より神戸大学大学院法学研究科教授。ブリティッシュコロンビア大学客員准教授(2016年8月~2018年8月)。専攻は政治学・行政学。主著に『地方政府の民主主義』『民主主義の条件』『領域を超えない民主主義』など多数。
2025/09/10
第1回 マンションみらい価値研究所シンポジウム「”住まい”から始まる共生社会 ~認知症バリアフリーな地域づくり~」
8月21日(木)、第1回となるマンションみらい価値研究所シンポジウムを開催。特別講演として、厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課様の「共生社会の実現へ向けた認知症施策の推進について」と、株式会社日本総合研究所(日本認知症官民協議会 事務局様の「認知症バリアフリーの推進」を発表いただいた。続いて、「共生、孤立、老年期の妄想」というテーマで、東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム 研究部長 井藤 佳恵先生にご講演いただいた後に、ご登壇者3名とマンションみらい価値研究所・所長の久保依子による司会でパネルディスカッションを展開した。井藤先生の講演では、認知症についての簡潔な解説から、「認知症者の社会的包摂は進んだのか?」「共生社会とは何か」という本質的なお話から、「社会的孤立状態にある高齢者」は、ある時期まで「自立した高齢者」だったはずだという心に残る説明から、実際に先生が経験したケースを3例ご紹介いただいた。<ゲストPROFILE>井藤 佳恵 先生 東京都健康長寿医療センター研究所 福祉と生活ケア研究チーム 研究部長東京大学文学部仏文科卒業後、民間企業に勤務。その後、東北大学医学部を卒業し、東北大学病院精神科に入局。助教、精神科病棟医長を務めた後、東京都健康長寿医療センター研究所にて研究員として活動。都立松沢病院精神科医長を経て、現在、東京都健康長寿医療センター研究所 研究部長とともに、同センター認知症支援推進センター センター長、認知症疾患医療センター 副センター長を務める。研究分野:重い精神疾患を抱えた人や、地域におけるいわゆる高齢者困難事例の意思決定の課題


「赤坂プラスタ」スタジオを発信の拠点としてセミナー配信中!
「赤坂プラスタ」は行政や学術界などの専門家、マンション管理組合を支援するNPO、また問題意識の高い個人やメディアなど、様々なステークホルダーによる交流・対話を積極的に行い、得られる多彩な知見を世に発信する拠点となることを目指します。