2026年7月16日(木)、第43回となるオンラインセミナーを開催。今回はゲストに地理空間情報、GIS※のスペシャリストである株式会社中央地学の王尾和寿氏を迎え、「マンション防災の最前線~地域特性、空間分析から読み解く~」と題しお届けした。司会とナビゲートはマンションみらい価値研究所・所長の久保依子。
日本周辺では1か月間に21,723回もの地震が発生している現状を踏まえ、「自然の特性」を変えることは難しくても、「地域社会の特性」は変えることができること、そして地域を知ることこそが地域防災の第一歩であることについて解説いただいた。
さらに、堅固な構造を持ち、防災拠点としての役割も期待されるマンションを対象とした調査・研究事例について、4つの事例を交えながらご紹介いただいた。
※GIS(地理情報システム):地域に関する課題意識やデータの取得から始まり、様々な空間分析を実施し、その結果を可視化・共有し、課題に対する意思決定を行う一連のコンピュータベースの技術を指す。
<ゲストPROFILE>
王尾 和寿 氏
株式会社中央地学 代表取締役
地理学・GIS(地理情報システム)・まちづくり・地域防災の分野を中心に、大学発ベンチャーの代表として、地図制作やGISによる空間分析、地域調査、コンサルティングなどに携わる。地理的視点を活かし「地域を理解し、地域課題の解決につなげること」を大切にし、大学での教育活動にも取り組み、地理学やGISの基礎を通して地域を多角的に読み解く力や、デジタル技術を活用した空間分析の重要性を伝えている。