地震による直接死の約9割が建物の倒壊などに起因するといわれています。本講演では、現役消防士としての経験に加え、技術系災害ボランティアとして被災地支援に携わってきた講師が、過去の震災や令和6年能登半島地震の現場で見えてきた課題をもとに、「命を守る住まい」について考えます。
阪神・淡路大震災や東日本大震災、熊本地震など過去の災害における被害状況を振り返りながら、なぜ多くの命が失われたのか、その背景を解説します。さらに、今後発生が懸念される大規模地震に備え、住宅や建物に求められる性能、減災に貢献する住宅づくりのポイントについてお伝えします。
また、マンションにも着目し、建物ごとに構造、築年、耐震性能、劣化状況、改修状況が異なることなど、居住者や管理組合が今から取り組むべき備えについても紹介します。
被災地の現実を知る講師だからこそ語れる実践的な視点から、減災への第一歩を考える機会となる講演です。