大阪市マンション管理支援機構にて マンションの防災と減災について講演を行いました。

2019年11月10日、久保依子が大阪市マンション管理支援機構にてマンションの防災と減災について講演を行いました。
2019年10月に日本列島を襲った台風第19号の影響により、震災だけでなく台風もマンションの大きな脅威になってきています。冒頭、昨年度から本年度の台風被害について報告を行いました。そして、台風と震災の両方の側面から被害を最小限にとどめるには日常的にどのような対策が必要であるかを会場の皆様とともに考えました。この会場にいらしている方々は、管理組合の理事長や理事の方々など意識の高い方が多くいらっしゃいます。
いままで防災対策として掲げられている項目としては
・防災マニュアルを整備しておきましょう。
・修繕に必要な竣工図書等の保管場所を確認しておきましょう。
・マンションの所有者と居住者を把握しておきましょう。
・防災用品を備蓄しておきましょう。
などが挙げられています。
しかし、管理組合様それぞれの事情により、例えば、探したけれど竣工図書が見つからない、呼びかけても名簿が集まらない、防災備品を置いておく場所がない、など 「わかってはいるが、できない事情」がそれぞれにあると思います。こうした事情に対してそれに代わる手段として考えられるものをご提案いたしました。
さらに防災マニュアルはすでに作成されていても「盲点」がないかもう一度ご確認いただくよう「よくある盲点」についても解説しています。
一般的に言われている防災対策、減災対策から一歩踏み込んだ内容で講演し、会場の皆様からも「うちのマニュアルはまさに盲点にはまっていた」「まだできることはあると気がついた」などのご感想をいただきました。

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